想定外の推し、白椋れい
また夢キャスの話です。
白椋れい
しらむくれい たぶん大学1年生くらい
劇団ジェネシスの団員で、こういった芸能活動をした事がない元パンピです。
彼をいつ、どこで、どのように好きになったかは実は覚えていません。
少なくとも夢キャスを再開してからなのはわかります。
ただ、本当にいつの間にか好きになっていた。
まるで恋愛ドラマの黒木崚介みたいな導入のしかたしてますね。
ぼくの性癖上、彼のようなかわいい系の男の子を推すことは本当に稀というか、たぶん彼が初めてですね。
そのくらい白椋れいって異質な推しだったりします。
某松さんもコラボするからと履修して末っ子くんがいいね〜となった感じなので、末っ子が好きなのかと言われればそうでも無いので本当に不思議。
黒木崚介はド直球に性癖を全て突かれた感じなのに対して、白椋れいは性癖を創造してかかってきたんですよ。
でもその性癖は見た目や性格というカテゴリーではなく、白椋れいというカテゴリーできやがったとしか思えない。
ジャンル:白椋れい
ちなみに、今からゲーム課金時代の話をするんですが、ハッキリ言って黒木崚介編が勝者の雄叫びなら白椋れい編はハァ……敗北者……？といった内容なので、課金制限を食らって手も足も出なくなった結果として読んでください。
でも、年齢設定は正直にやった方がいいって事もわかってほしいです。なんかやらかしてトラブって批判を被るよりはマシなんですぜ。
白椋れい、ガチャでは黒木崚介以上に大暴れしてくれました。二推しという事なので当然二人狙わなきゃいけないわけなんですが、ぼくはそこで恐ろしい現象にサービス終了まで付き合わされることになります。
それは、黒木崚介が来ると白椋れいが来なくなるという現象です。
最終的にはとあるカード以外の全てを揃えられたのですが、そこに至るまでは黒木崚介以上に苦しんだし、なんなら1年以上シルエットの姿のままの彼にやきもきした事もあります。
カテゴリー:白椋れい、やることなすことがトリックスター。
当の彼はソロ曲をすっぽかされたり、主演イベントが1回も来なかったりと散々な扱いだったのですが、ジェネシスのキャストたちの個別イベントなどの先駆者は紛れもなく白椋れいがいてこそでした。
正直、ソロ曲を黒木崚介からスタートする必要性……って未だに思ってますが。
結論としてはゲーム未収録だけど実装されました。試聴の段階でめちゃくちゃ泣いた。
作中で白椋れいがした事ってなんだろうとたまに思うんですが、直ぐに結論は出ます。
黒木崚介の、ジェネシスは自分の足がかりになればいいという考えをぶち壊した事です。
第3部開始記念のサイトで、黒木崚介はジェネシスに馴れ合いは不要だと抜かしているのですが、初公演に向けての稽古で思い切り馴れ合いをさせられています。
白椋れいによって。
黒木崚介は第4部で唐突に心を開いたわけじゃないんです。
ジェネシスの始まりの時点で、自分の手のひらで転がそうとしていたのに転がされたんです。
白椋れいに。
あの時に突然白椋れいが『崚さん』と呼ばなかったら、仲良くしたいと言わなかったら、黒木崚介は心を閉じたままだったのではないか、掘り下げもくそもないまま完結(笑)されてしまったので真実は彼らのみぞ知るところなんですけども。
ぼくはそう思っていたい。
余談だけど、最初から最後まで白椋れいがあだ名で読んだ人物は黒木崚介だけ。
公式の二人の関係はまるで兄弟みたいだなと思わせるところがあります。
お互い、兄弟はいないので初めて出来たお兄ちゃんだったり、弟だったりするんじゃないかな。
白椋れいにはお姉ちゃんが5人いるけど男兄弟はいないんです。
てか家族構成やばいって……
さて、ここでお通しを終わらせます。
当時は黒木崚介一点集中だったのでまだ眼中にない存在だったのですが、初公演のカードのストーリーを読んで爆発しました。覚醒後に読めるストーリーで明らかに黒木崚介が共演しているんです。
内容としては、兄弟の何気ない会話。後の展開を知る人はうわぁやめてくれってなるんですけども。
知らない人のために言うと、白椋れいが演じる子はその後、黒木崚介が演じるお兄ちゃんの目の前で殺されてしまうんですね。
初公演から死ぬ役をやらせるって運営陣はサイコパスかなんかですか？？？
あと、覚醒後のイラストは白椋れいの好きなイラストの一つです。この優しい笑顔、たまらない。そりゃあお兄ちゃんも闇堕ちしますわ。
弟一人救えないのに医者になれるものか、あの台詞がとてつもなくつらい……
白椋れいが当初はやりたくないって言うのもわかる。
源氏物語は打って変わって、そういう暗い雰囲気はないんですが、覚醒前のイラストで既に強者オーラ放ってます。
彼に悪意は一切ない、夢カンに向けた敵意も灰羽さんに比べたらばいきんまんと百獣のカイドウくらい違います。
でも、敵として立ちはだかるんです。
争いを好まない性格をしておきながら、ジェネシスの為に戦うんです。
そこに健気さや儚さは一切ないのがやっぱりカテゴリー:白椋れい。
ちなみに、公式で灰羽拓真は白椋れいが苦手という設定があります。作中でそれが顕著になった訳では無いです。というか、ジェネシスのギスギス展開は片手で数えるくらいしかありません。
想定以上に馴れ合ってますよ、崚さん。
CASINOイベントでは黒木崚介編で語ったように凄まじい事をしました。
白椋れいはイベント特効カードでもあったので大変お世話になりました。カジノのボーイ衣装の白椋れい、めちゃくちゃかわいい。
そしていとも簡単に777が出せる男。
ビギナーズラックと元々の運の良さが合間見えたのか、それとも……
他の皆さんが拳や足で戦う中、彼が手にしたのは銀トレイだった……
絶対痛いと思うんですけど。
さーて、平和ボケした話はやめますかぁ！！
某松さんコラボは推しと推しがコラボしたからやった〜！と思って意気揚々としていたんだけど、クリスマスデートから白椋れいに翻弄されていきます。
クリスマスデートイベントで黒木崚介は10連1回目にして2枚引きした話は以前の記事で書きました。
が、イベント終了まで黒木崚介しか当たらなかったんです。
え……？他の4人は……？
白椋れいを含めて4人全員1年後までいっっっっさい当たりませんでした。
ここに来てまさかの地獄の始まりです。
今まで順風満帆(は？)だった推し活に綻びが生じる……
メガネの変装を解いて雪だるまのドーナツを食べる彼を間近で見たのはサービス終了する1ヶ月くらい前だったんです。
ここから全体的なガチャ運に揺らぎが生じました。
あっさり2枚引きしたり、1万円あかけても出ないSRがあったり、などなど。
そして、一番起こしたくないことを起こしました。
ジェネシスのはじめての誕生日イベントとして開催された白椋れい生誕祭イベント。
当然新規で追加されたカードがガチャに来るんですが、完全敗北に終わりました。
当時はきっと復刻してくれるからと僅かな期待で再チャンスを待っていたのですが……
再チャンスが訪れることはありませんでした。
コラボ系は配布ならともかく、誕生日イベントのカードだけ何故か復刻しなかったんです。
まあ、その後は黒木崚介が当たらなかったショックで死なないようにと言いたげに特命戦隊、ジューンブライドで2枚引きしたり、泣く泣く後から当ててやるからなって有言実行したベガ、これについては白椋れいのカードで紛れもなく1番好きなカードなので、後述のクソ重い陰湿な話題の後にお口直しみたいなノリで書かせてください。
JACKもなんの苦労もなく当たりました。
最初からそうしてくれ。
ラストのブロードウェイは完全無料ゲーだったのでガチャ結果に関しては何も言いようがないです。
てか、覚醒前のイラスト、椅子に座らずウインクしてるの、強者が過ぎませんか？
そこのお椅子に座らせてください(コラ)
れいちゃんじゃなくてれい様だよあんなの。
結局、誕生日のカード以外の全てを揃えてサービス終了を迎えました。
ここからしばらく暗い話をします。
推しは推せる内に推せとよく言われますが、まじでその通りなんだよなぁ……
ゲームにはグッズでは満たされない気持ちがあるんです。
それこそ、いつか自分の意思に関係なく終わりが来るものは特に。
正直、グッズよりもゲーム派な性格上、ゲームを日本で配信してるわけじゃないのに5周年を祝おうとしている公式の姿勢はあまり好きじゃないです。
それこそ、ゲーム内ですらあまり扱いが良くなかった彼を推している身としては不満点があまりにも多い。
マジで作品に対しては降りようかと何度も考えました。
れいちゃんや崚介ちゃんはいつまでも推しですけど、作品は……うん、お察しください。
もう1回ゲームの中での彼を見たいけれど、夢キャスくんはアーカイブもくそも残さず本当にバサッと終わらせた割にはグダグダとグッズ展開だけは『国内では』やってるおかげでモヤる。
でも、やっっっっとキャストのぬいぐるみを作ってくれる気になったからいいの。
ぼくはもうそれ以上求めない。
求めたら悲しくなるだけ。
白椋れいが主演の公演は自分たちで作るしかないのだ。
さて、じゃあ好きなカードについてたくさん語って終わりましょうか。
それは、ベガのカード、衣装や表情、ボイスの何もかもが好き。
紛れもなく男の顔をしている。
今まで、どちらかというと巻き込まれ体質な役の多かった彼が凛とした表情で剣をこちらに向けるんです。
元々の顔立ちのおかげで可愛さがまだ残ってはいますが。
それでも白椋れいの可愛いというイメージを上手いこと崩してくれたカードだと思います。
オッドアイというチャームポイントも重なって、道化に変装している彼はまた違う雰囲気にも見えます。
アイメイクやフードに小さなツノがついてるのでちょっと人外っぽいのも性癖ポイント。
あの怯えた表情から一転して正義の為に剣を振るう一人の騎士の顔つきをするって、白椋れい、想像以上にやばいやつだよ。
後から追加された専用ボイスもすごく良かった。
普段の可愛らしい雰囲気の彼はそこにはいなくて、そこには男の中の男がいた。
もうね、白椋れいって見れば見るほどかわいいし、かっこいい。
だから、最初に見たときには好きになる気がしなかったのに好きになったのも納得がいったんですよ。
最近の女性向けキャラクターコンテンツ、オッドアイの子が流行ってるよね〜という第一印象から、欠けてはいけない存在にまで印象を変えた、黒木崚介に次ぐ人生の推し。
その名は白椋れい
